生産性向上の事例
エッセンシャルサービスの供給の持続性確保を実現する生産性向上の事例を掲載しております。
◆事例1:大手スーパーの地場スーパー承継によるサプライチェーン最適化(広域化/連携型)
業種スーパーマーケット
課題:地域の人口減少・少子高齢化に起因した売上減少、後継者難により地場スーパーの事業継続が困難に。
取組概要:大手スーパーが地場スーパーを子会社化し、自社サプライチェーンに組み込むことでコスト減を図るとともに、既存店舗の改装で顧客を誘引。広域化による採算性向上を図りサービス提供の持続化を実現。
◆事例2:物流会社によるスーパーの事業承継・移動販売(合理化・広域化・多角化/多種型・連携型)
業種スーパーマーケット
課題:地域の人口減少・少子高齢化に起因した売上減少、後継者難により地場スーパーの事業継続が困難に。
取組概要:物流会社が地場スーパーを事業承継し、物流会社の強みを活かした発注頻度の向上により、売上増加。徒歩圏外の高齢者向けに自社のトラックを活用した移動販売も実施する。需要縮小の中で、スーパー事業と物流事業両方の従業員の雇用を維持しながら住民の買物環境を改善。
◆事例3:宅配の有閑時間を活用した移動販売(多角化/連携型・多種型)
業種ドラッグストア
課題:人口減少や少子高齢化により、地域の買物や生活関連サービスの担い手が不足し、日常生活の維持が困難に。
取組概要:ドラッグストアから商品供給の協力を受け、宅配事業の既存の配送ネットワークを活用して移動販売を実施。宅配事業の有閑時間を活用することで、現在の従業員で対応し、売上を向上させつつ、地域の買い物環境を改善。
◆事例4:同業複数社での共同出資会社設立・拠点集約による灯油宅配事業(合理化/連携型)
業種ガソリンスタンド、LPガス小売業
課題:個々の石油販売事業者がそれぞれ油槽所を保有し、配送を実施していたが、各社人員の確保や、夏冬の配送数量格差への対応が困難となり、配送センターが維持できない状況。地域社会への貢献や、雇用維持の観点で配送事業の合理化が必要であった。
取組概要:同業者で共同出資会社を設立し、各社の配送拠点を1か所のセンターに集約することで、人員・車両・施設のコストを大幅に削減。
◆事例5:住民出資会社の事業承継によるSS維持・小売多角化(多角化/連携型・多種型)
業種ガソリンスタンド、LPガス小売業
課題:地域唯一のSSが、後継者不足や設備老朽化により事業継続が困難な状況に。
取組概要:地域住民の共同出資で株式会社を設立・SSを事業承継し、地下タンク等の設備更新を行った上でSS事業を継続。自治体と連携し生活必需品販売や見守りサービスを展開し、給油客による商品購入などの相乗効果で採算性を向上。
◆事例6:複数の介護施設での共同送迎・コミュニティバス化(合理化/連携型)
業種バス、デマンド交通
課題:高齢化率が高く、特に山間部では路線バスが廃線となり日常的な外出に支障が発生。複数の福祉事業者がそれぞれ送迎車を運行しているが、それぞれ乗車率が低く、運行エリアも限定的。
取組概要:福祉事業者数社がまちづくり組織、タクシー事業者、バス事業者と連携し、利用者に対して用途に関わらず相乗り送迎するサービスを開始。連携する福祉事業者の送迎車であればどれでも乗車可能とすることで、それぞれの送迎車の乗車率が改善し住民生活の利便性が向上。
◆事例7:地場LPガス会社:既存事業の配送網を活かした複数ES事業の展開(多角化/多種型)
業種医療、介護
課題:地域では高齢化が進み、生活関連サービスや訪問看護などの担い手不足が深刻化。
取組概要:ガス配送センターのノウハウとドライバー人材を活用し、訪問看護等の生活関連事業を展開。従業員の兼務化を進め、ガス配送の有閑時間等を活用してサービス提供をすることで、売上が向上。